病院へ行くきっかけと勇気

赤ちゃんの健診でさえ、母親は子供を外に連れ出すのは結構大変なものです。大人と違って出かけるにあたっては装備が大変。大人だけのお出かけはオムツやお尻拭きやミルクはいらないし、ベビーカーやおんぶ紐などいらないですものね。でも、子供を病院に連れて行くのは公共の場でもあり、もっと大変で勇気も入りました。子供だらけの健診と違って、子供が騒いだりしたらと思うと憂鬱だったし、混んでいて順番が回ってこないと子供はぐずりだします。それに、風邪などで高熱があってどうしてもというのでなければ、病院に行って他の病気をもらってきたらどうしようとかを一番考えました。本当は何でもないのに、風邪などを移されただけで帰ってきたら?と思うと、自分は子供の成長に神経質すぎるのではないかと心配でした。

それになによりも、我が子が低身長という病気などでは本当はないのではないかという、淡い期待と共に勇気の一歩が踏み出せないのです。

 

病院へ行くきっかけ

赤ちゃんであった我が子を病院に連れて行ったきっかけは、軽い風邪の症状でした。鼻水が出ていて詰まっている様子だけど、赤ちゃんは当然自分で鼻をかめないしすすれません。新米ママだった私にアドバイスをしてくれる人もいませんでした。しかし赤ちゃんは鼻が詰まってミルクが飲みにくそうで、疲れて飲む量が激減してしまいました。そこで近所で比較的評判の良い小児科へ、事前に混んでいるかを電話で確認してから足を運んだのです。緊急性はなかったので、とりあえず空いている時を選んだというのも良かったのかもしれません。小児科の医師は丁寧に子供の状態や発育の様子まで診てくれて、質問しやすい状況でした。

 

大きい病院へ行くきっかけ

子供が低身長と確信していて、入院施設や検査施設の整った病院へすぐに出向く方もいらっしゃるでしょう。しかし実際は子供は本来小さいものですから、その誤差はイマイチ「うちの子、ちょっと小さいわ」というぐらいにしか思わず、目立った障害でもない限りいきなり大病院へは行かない方が多いでしょう。

私の場合も母子手帳の身長体重の記載を見て「生まれたときちょっと小さかったから仕方ないかな?自分自身も小柄だし」と思って、低身長とも、大きい病院へ相談に行こうかとも全く思いませんでした。しかし、近所の小児科で医師に成長や育児の相談をしたり、風邪や体調不良などを逐一診てもらううちに、低身長の疑いがあることを知らされました。これは、1人の小児科医にしぼって診てもらったり、成長の相談をしてきたことから蓄積されたことだと思っています。

私の家族はそれからすぐに遠方に引越しが決まったのですが、その際に診続けてくれた小児科医は「お子さんには小児喘息と低身長の疑いがあります。引越し先ではこの紹介状を持って施設が整っている病院へ行ってみてください」と言ってくれました。その時に、我が子に迫っている病気という危機をはっきりと自覚したのです。まだちょっと成長曲線から大きく離れてはいなかったので、引越し先で新しく診てもらった大きい病院では引き続き経過を診ることになりました。それまでの経過の様子やデータがあるのは、非常に有利だったと思います。