出生時にはちょっと小振りだったくらい

低身長として後々に成長ホルモン治療を受けた我が子。しかし出生時には特にこれといって異常だったとは思わなかったです。38週で産まれた子供は、ちょっと小柄な2700gでした。標準が3000gですから、2500g未満の子供と違って全く正常な範囲といえるでしょう。小振りだったといって、皆が皆低身長をたどるものではないのです。

 

胎内での成長は大切

出生時に異常はなかった。その後の健診でも特に異常は見られない。しかし後に低身長になってしまう子どもがいます。明らかに病気が原因の場合もありますが、原因が分からないということが多いというのは、後になって知りました。後々になって振り返って思うのは、胎内での子供の時期というはとても大切な時期だったということです。決して胎内での過ごし方が決定的になるわけではありませんが、出産時に正常なデータ範囲で産まれれば良いものではないと思いました。

子供が胎内にいる間に無理を押して行動したのが原因で、切迫流産になってしまいました。産院で心音などを測ると子供は苦しい状態にいて、そのまま出産となると呼吸ができないという状態で生まれてしまうということでした。出産時には小柄であるためスムーズでしたが、一定の圧迫がかからずに産道を通ったために肺の水が出きらなかったということがありました。しかしそれも、特に異常というものではありません。

肝心なのは、赤ちゃんにとって栄養も体力もしっかり保持して外界に出て来られる時に、体力が落ちている可能性があることです。外界に出たときには赤ちゃんも体力勝負なのです。

 

出産後の授乳の様子

問題は出産その後で、小柄で力のない赤ちゃんは「母乳を吸う力が少ない」ということでした。母親の乳首に吸い付くのも、母乳を吸う力も、赤ちゃんにとってはとても必死なことです。初産のお母さんでしたら「私の母乳の上げ方が悪くて飲めないのかしら?」と気に病むシーン。ここは本来赤ちゃんと新米お母さんが力を合わせて「母乳を吸う」ということを獲得する場面ですが、赤ちゃん自身に吸う力がなければ、お母さんの独り相撲になってしまいます。

産院や病院の産婦人科で教わる授乳は「お腹がいっぱいになれば、赤ちゃんが自ら乳首を離す」ということでした。ところが、これは正解であるものの、不正解の場合もありました。つまり、お腹が空いていても乳首に吸い付く力が足りず、母乳を飲み続ける力が不足しているために、早く乳首を離してしまうのです。体力がないため、そのまま睡眠に入ってしまいます。一見、お腹がいっぱいでスヤスヤ寝ているように見えます。今思うと、栄養は足りていたのか疑問です。

 

母乳は本当に足りているのか

赤ちゃんが本当に母乳が足りているかどうかは、母乳を上げてから次の母乳を欲しがる時間を計っておくことです。産院から自宅に戻った当時であれば2時間間隔で夜中もあげることになります。そこから3時間あけるようになり、4時間あけるようになり・・・と成長していくのが普通です。ところが、母乳が足りないとこの時間間隔が空きません。すぐにお腹を空かせて泣き出します。そんな時にはミルクを足してあげました。ミルクは母乳より腹持ちがするので授乳間隔があきます。ここで、お腹が空いているはずなのに、ミルクを飲まなければ疑問符を沸かせておいてよいでしょう。生後1ヶ月あまりは、オムツと授乳以外で赤ちゃんが泣くことはあまりありません。食が細いかもしれない、と思ったところで「母乳+ミルク○ml」などノートに記載していきました。あまり神経質になっても、母親の母乳の出に影響するので、なるべくリラックスをと思ったものの、心配でしたね。

 

健診時での医師への相談と育児日記

一ヶ月健診やその他で、目安の身長体重増加があると思います。大抵は医師から「ギリギリですが正常範囲。ちょっと小柄かな」という程度であったりしました。このままだと、健診スルーということになります。ここは診てもらって「OK」なら「大丈夫」ではなくて、自ら授乳記録や赤ちゃんの気になる様子などを話してみるという手段にでました。当時「低身長かも」という意識はありませんでした。そういう疾患があるのも知らなかったです。しかし重要なのは、赤ちゃん自身の様子を見て、その様子を克明に育児日記に記していたことです。集団健診などでは、なかなか相談するところまでいかない場合がありますから、後にかかりつけ医を見つけて相談に至る時に、これがとても役にたちました。