低身長をチェックするもの

我が子が低身長かもしれないということをチェックするにはどうしたらよいのでしょうか。小学校などでは、保健の先生からのお便りに今の子供の平均身長などが書かれていたりしますが、その数値に満たないからといって即低身長とも思わないですよね。どういったところから低身長をチェックしていくのかを辿って見ましょう。

 

生まれた時からチェックが始まる

出産時には、親としてはとにかく健康な子供であって欲しいと願うもので、低身長など考えも及ばないことが多いでしょう。しかし出産の時点での身長体重から既にチェックが始っています。まずは胎内週数に見合った身長体重であること。臨月になって生まれたのに2500g未満など低体重だと胎内での発育や他の病気の原因を考えられます。また、その後の成長する過程でも、出生時に小さくても幼児期までに追いつくかどうかで対処が変わってきます。

 

成長曲線は大切な低身長チェックシート

母子手帳に載っている成長曲線のグラフ。ちょっと見はスルーしてしまいそうなページですが、実は子供の健やかな成長をチェックするためにも、低身長をチェックするためにも大切なページなのです。出産時に低身長低体重であった場合はもちろん、その後も健診の度に身長体重は測ることと思いますが、ぜひそのグラフに記入していきたいところです。

成長曲線は0SDという真ん中の線がありますが、その上下に2本ずつ線があります。上が+1SD、+2SDで、下が-1SD、-2SDとなります。服のサイズでいえばMを中心にして上がLとLL,下がSとSSという感じです。問題はその曲線の帯から大きく外れている場合です。

成長曲線は性別や年齢で見るグラフが違います。しっかりチェックして、低身長の早期発見に使用しましょう。

 

両親の身長と周囲との差

子供の身長と両親の身長は遺伝的な関係があります。もちろん両親の身長が全く反映されるわけではないのですが、全く関係がないともいえません。両親の身長から計算される予測身長も低身長や成長のチェックに役立ちます。低身長で医師に受診する場合には、両親の身長も用意していきましょう。

周囲の子供との差も見逃せないチェック要素です。学年でいえば100人中2~3番目に入るようなら要チェックになります。運動会など大勢の子供がいるイベントはチェックする絶好の機会ですね。印象としては同じ学年の子供と比べて1~2学年下に見えるようであれば低身長の受診の具体的な準備をしても良いでしょう。

 

低身長と病気の関連

低身長は、ただ単に身長が低いだけでなく病気との関連が疑われます。成長ホルモンの分泌が少なくなる病気や、脳腫瘍などの癌、染色体の異常、骨の病気なども関係します。また、内臓の病気も成長ホルモンの分泌に関係してきます。身長だけではなく、子供の身体全体を見ることもチェックの一つです。

また、精神的な原因も低身長に関連してきます。愛情の不足やイジメなどの過度のストレスがないかなどもチェックしたいところです。

 

病院で低身長をチェックするもの

病院では、これまでの生活や成長などを問診や成長曲線などでチェックしていきます。このために、出生時からの母子手帳やその後の成長の記録、病歴などの用意が必要なのです。その上で、血液・尿検査、手の骨のレントゲン、CTなどで脳腫瘍や内臓などの病気がないかなどを調べます。必要があれば女性の場合は染色体の検査もします。