身長には生活習慣が大切

低身長の病気が原因であってもなくても、身長を伸ばす上では生活習慣は大切なポイントになります。つまり、生活習慣をどうするかによって身長にとってプラスにもマイナスにも働くわけです。1cmでも2cmでも伸ばしていきたいと思うのなら、基本的な生活習慣で身長にとってしてはいけないことはチェックしておきましょう。

 

夜更かしはNG

最近の子供は夜更かし傾向にありますね。夜遅くまでゲームをしている子供、塾や習い事をしていて帰りが遅い子供、部活などで遅くなってから宿題を夜中にやっている子供。理由は本当に様々ですが、どれも10時には布団に入っていたいところであって、NGに近いといえるでしょう。さて、なぜ夜更かしはNGなのでしょうか?寝るのが遅ければ、その分遅く起きて睡眠時間を確保すれば良いだけではないのか?寝る子は育つ、という意味ではないのか?

もちろん睡眠時間は子供はたっぷり取るべきです。寝る子は育つというのは確かですね。しかし、実はそれだけでは全く不足です。睡眠時間と共に、寝入る時間も重要なのです。少なくとも10時には寝入り11時には熟睡していなければなりません。理由は成長ホルモンの分泌です。身長を伸ばすためには成長ホルモンの分泌が必須ですが、成長ホルモンは一日中分泌し放題というわけではありません。成長期であっても成長ホルモンがよく分泌されるのは夜11時からほんの数時間の睡眠時です。ここを逃してしまうと、病的な原因でなくても身長の伸びに影響するというわけです。ちゃんと眠っていることが条件なので、11時に布団に入っては遅いですね。

 

たくさん食べて欲しいから夜食もたくさん?

食習慣は家庭によってそれぞれで、親の仕事の都合で夜遅くに夕食という家庭はあります。受験期などは夜食を食べながら勉強に励む子供もいるでしょう。逆に、早く夕食を食べ過ぎてお腹が空いて夜食という子供もいます。身長が伸びて欲しい親からすれば、食べないよりは食べた方がいいと思いますし、夜でも何でも食べたいなら食べさせてしまうかも。しかし、夜遅くに食べる夜食は、身長を伸ばすのにはマイナスなのです。

 

なぜ夜食を摂ると身長の伸びに影響があるか

夜寝る前に食べると太るといわれます。肥満の原因になりますから、肥満は早熟を促すので身長の伸びにはもちろん大敵です。しかし夜食をとるのは良くないというのは、そういう理由だけではありません。

子供の身長の伸びに必須の成長ホルモンは夜寝ている時に分泌されます。これが分泌力が良ければ良いほど有効に伸びていくわけです。ところが、この分泌はある程度血糖値が下がっていることが条件になっています。夕食を早めに食べ、それが落ち着いてから早めに就寝する。その頃には本来血糖値は落ち着いているはずなのです。ところが、寝る前に夜食として炭水化物や甘いものやジュースなどを食べたり飲んだりすると、血糖値は上昇してしまいます。せっかくの本来の成長ホルモンの分泌を邪魔しているようなもの。お腹はいっぱいになって幸せな気分で眠れるかもしれませんが、身長にはイマイチ良くないことだと親だけでなく子供も知っておくべきでしょう。

成長ホルモンのためには寝る2時間前には食べる事やジュースなどの甘い飲み物は控えましょう。

 

お腹が空いて眠れない・・・

夜食を食べる習慣がついているなら、それをいきなり止めるとお腹が同じ時間に空いて、今度は「お腹が空いて眠れない」ということになってしまいます。眠れないというのも成長ホルモンにはよく有りません。そこで、糖分が少ないものや血糖値が上がりにくい食べ物を夜食にするようにします。

卵・チーズ・豆・牛乳などは良いでしょう。砂糖をいれないホットミルクなどは、優しい味で安心して眠れるかもしれません。量をだんだんと減らしていき、最終的には夜食を摂らなくても生活のリズムがきちんと整えられるようにしていきたいですね。