いつから症状がでているかで変わる

病気には先天性と後天性のものがあります。先天性のものは生まれつきということですが、もちろん後になって 症状が出てきて、検査をしたら先天性だったというものもあります。低身長も先天性の病気が原因のものがあり、染色体や骨の異常などは早い時期から発見できて、医師の診察や観察の元に早期に治療を進めることができます。先天性の病気である場合は、母親が子供を丈夫に産んであげられなかったことを気に病みがちですが、突然変異であることも多いので、肝心なのは「早期にどう親や医師が対処していくか」になります。

しかし、問題は後天性の疾患の場合です。いつから症状が出ているか、そこをどう気づいてあげられるかで低身長の治療にかかわってきます。

 

正常だと信じていたい

親としては子供が生まれたときから成長するに至ってまで、正常な道のりを歩んでいると信じていたいものです。まして身長に関しては、女の子ならば「小さいくらいが可愛い」などと言われたり、男の子ならば「後になって伸びるタイプなのね」と周囲に言われたりすることが多かったですね。それを信じていたいのが親であり、一方で信じる前に目の前の我が子を冷静にみていかなければいけないのも親だと思いました。というのは、それが低身長の症状を早く見つけることができる一番初めの目であるからです。

低身長の治療に成長ホルモンを使用する場合などは、即処方というわけにはいかなく、経過を医師と共に観察したり検査をしたりする時間が思いのほか長かったです。それを考えると、スタートはどれだけ早くても良いほどでした。

 

いつから症状が出ているかで変わる

先天性でも後天性でも、いつから症状が出ているかで親や医師の対処が変わってきます。その症状が「出た」と分かるためには、赤ちゃんの時からの健診をきちんと受けたり、育児日誌をつけたりすることをオススメします。母乳やミルク、離乳食の食の進みはどうでしょうか。身長や体重は? 発達の様子はどうでしょうか。数字だけのデータではなく、子供のちょっとしたことでもメモを残しておけるスペースもあると便利です。そのまま症状もなく正常な成長を遂げた時には、子供が赤ちゃんだった頃の良い記念のノートになります。

先天性で出産後間もなく症状があるものに関しては、医師と二人三脚の早期の治療体制が望めます。骨の病気などは、その先に手術等を見据えて計画を立てることができますね。後天性である場合は症状の見極めが難しく、赤ちゃんの時からの健診に真面目に出向くというだけでなく、かかりつけの小児科医を見つけておいたのが良かったです。ささいな症状や成長の度合いの不安な部分を見つけることができました。早めに経過を見守り、成長曲線から子供の身長が外れ始めたらすぐに負荷検査ができる大きい病院に紹介状を書いてもらうことができました。